相双地域ってこんなとこ! 川内村編 第1回...
2014/12/05川内村
位置
東経140.48度 北緯37.20度
面積
平方197.38km
総人口
2,739人
男
1,380人
女
1,359人
【歴史・自然】
明治22年4月1日『上川内村』と『下川内村』が合併し、川内村となる。
福島県の浜通りに位置し、
阿武隈高地の最高峰、大滝根山の東山麓にあり、
村の中央を木戸川とその支流に沿って耕地が拓けている。
【芸術・文化】
高田島、西郷、町、西山の4つの獅子があり、昭和53年に
県の重要無形文化財に指定された。
400年の歴史を持つ川内の獅子舞は、
阿武隈高地に多く残る獅子舞の中でも
歴史的文化的に価値の高いものとされ、
双葉地方の代表的な古典芸能となっている。
4つの獅子は、いずれも太郎獅子・次郎獅子・女獅子による三匹獅子で、
女獅子をめぐっての葛藤がテーマであるが、舞の展開にはそれぞれ特徴がある。
素朴さの中にも力強い躍動感が見事である。これらの獅子舞には、
小学生から中学生までの子供たちが舞手となり、
諏訪神社の二回の祭礼に披露奉納される。
春秋の例祭では「神楽舞」「浦安の舞」が奉納される。
【観光】
国の天然記念物に指定されている『平伏沼』
平伏沼(ヘブスヌマ)は、
海抜842mの平伏山の山頂にあり、
面積12aの小さな沼で、
沼の周囲は広大な落葉広葉樹に囲まれ
モリアオガエルの生息を支えています。
モリアオガエルの繁殖地として
国の天然記念物の指定を受けているのは、
全国で岩手県の八幡平大場沼と
この平伏沼の2ヶ所です。
詩人故草野心平氏の別荘であり、
数々の蔵書が置いてある『天山文庫』
詩人・草野心平(くさのしんぺい)先生が、
川内村の人々と豊かな自然に心を打たれ、
毎年のように村を訪れるようになりました。
川内村では、そんな草野心平先生を
1960年に名誉村民に任命し、
その褒賞として、毎年木炭100俵を贈りました。...