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公開日:
ピラティス(傷痍軍人のリハビリ治療を起源とする心身健康増進法)を中心とした健康増進事業を行っています。2年ほど前から福島市を中心に実施していましたが、令和元(2019)年の5月から月2回程度の割合で飯舘村内の10~20名を対象にサークル形式で活動するようになりました。現在は福島市・飯舘村間を往復しながら活動をしています。
Rainbow Moon-虹月-Webサイト
https://rainbow8moon.jimdofree.com/
〇 プロフィール
Rainbow Moon-虹月-
(レインボームーン-こうげつ-)
宮谷 理恵さん
住所:福島県福島市笹谷
連絡先:090-9455-0232
mail:rainbow8moon@gmail.com(問合せ・予約専用)
Q1:相双地域の市町村へ来ることとなった「きっかけ」は、どのようなことでしたか。
愛媛県の原発立地地域である伊方町出身で、以前は八幡浜市住んでいました。「きっかけ」は3つあります。1つ目は、公立病院勤務時、東日本大震災1か月後に医療救護班で宮城県へ支援に行ったことです。震災後、自身の資格(救急看護認定看護師、緊急被曝ばく医療の知識等)を活かして被災地の現状を知り学ぶめに福島市に移住しました。2つ目は、福島医大勤務の際に被災地域のよろず相談に携わったことです。3つ目は、次の勤務先である飯舘村役場の業務で避難先や帰村した自宅の訪問対応に携わったことです。飯舘村での経験は、私にとって大きな転機になりました。これらの経験を通じて、これからの時代には、益々、健康増進や病気の予防が大事であると思うようになりました。
Q2:現在お住まいの市町村へ、来てみていかがでしたか。
住まいは福島市ですが、飯舘村で活動する中で感じたのが、“人の暖かさ”と“自然の豊かさ”です。それぞれのお宅を訪問すると、皆さんがとても優しく迎え入れてくれたのが嬉しかったです。どの方も、自然豊かな飯舘村をとても大切にしていると強く感じました。
Q3:現在お住まいの市町村の、おすすめスポットをご紹介ください。
お店であれば、農家レストラン“気まぐれ茶屋ちえこ”さんや、老舗うどん店“えびす庵”さんです。“ちえこ”さんでは、ランチを兼ねて私のピラティス出前講座も実施させて頂いてます。“えびす庵”さんは、安倍相や「嵐」のメンバーも立ち寄った美味しいお店です。
4月末~5月の時期は水仙の花畑もおすすめスポットです。“花仙人”と呼ばれる大久保さんが手入れを進めている花畑です。そのほかにもいろいろな花を育てていて、飯舘村のあらたな見どころとなりつつあります。
Q4:移住・定住されるにあたって、ご利用になった支援制度等はありましたか。
移住支援制度ではありませんが、飯舘村オリジナルの「ふるさと住民票」を発行して頂いてます。村に住民票が無い人でも、村に関わりがあれば広報協力や情報提供を受けられる制度です。現在の私の活動にとても役立っており、感謝しています。
Q5:これから移住・定住を検討されている方へ、メッセージをお願いします。
自然を身近に感じ、スローライフを満喫できる村です!
飯舘村に興味を持つ人が増えて欲しいなと思っています。
Q6:取組みのきっかけは、どのようなことでしたか。
震災、放射線被災後の医療支援に自身の資格が役立つと思い、看護師の経験および放射線に関する知識とピラティス技術を活用して心と身体のバランスを自ら整えられるよう健康意識を高めたいと考えたことが、取組みのきっかけです。
Q7:力をいれていることは、どのようなことですか。
村民の方々がより健康意識を高められるよう、ピラティスの普及に力を入れています。
また、活動を通じて村のコミュニティづくりにも貢献したいと思っています。自身のピラティス事業だけではなく、他の活動にも積極的に関わることで、ネットワークづくりを進めていきたいと思っています。
Q8:楽しみにしていることは、どんなことですか。
活動を通して、知り合いが増えたり、ピラティスの効果を聞く事が出来たり、村の人々の笑顔を見ることができるのが楽しみです。今は、主催するピラティスイベントに参加した人たちと大久保さんの花畑のお手伝いに行き、様々な視点から学べる人生勉強のような時間を共に過ごせることが一番の楽しみになっています。
Q9:これからチャレンジしたいことは、どんなことですか。
少しずつ活動の幅を拡げたいと思っています。今後は、浜通り地域の他の市町村にも出向いてピラティスを紹介したり、心身の健康増進のための活動を進めることにチャレンジしたいと考えています。