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双葉郡8町村(広野町・楢葉町・富岡町・川内村・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村)を展示パネルで紹介。
充実の関連書籍も自由に閲覧でき、双葉郡内の物産やグッズも販売。
会議やイベント、コワーキングスペースとしても利用可能で
食事やドリンクが楽しめる「cafe135(カフェひさご)」も隣接する
富岡町にある双葉郡インフォメーションセンター“ふたばいんふぉ”スタッフ、平山さん・加井さんの紹介です。
(上記画像は、「ふたばいんふぉ」より提供いただきました)
双葉郡の総合インフォメーションセンター「ふたばいんふぉ」は
双葉8町村の現状を共有し、広く伝えるために
民間団体の双葉郡未来会議が運営しています。
同団体の活動や繋がりを基に
単なるアーカイブ施設というだけではなく
住民目線での捉え方、伝え方を自らが発信することで
よりダイレクトに双葉郡のリアリティをお届けします。
そしてそれは町村の枠を超えた
住民同士の理解を深めることにも繋がります。
展示は視覚的にわかりやすいように
写真やデータなどのパネルをメインに
大型モニターに映し出される双葉郡の今
関連する各種書籍や冊子、そして学校や
消防、警察や東電など関係各所の情報も取りまとめ
双葉郡の様々な情報を提供できるよう心がけています。
視察やスタディツアー、また地元の方の一時帰宅の際には
是非とも訪れて頂ければ幸いです。
「ふたばいんふぉ」は学びの場としては勿論
新しいつながりの場としても皆様をお待ちしております。
※団体でお越しの際は事前にご連絡ください。
(「ふたばいんふぉ」リーフレットより)
〇 プロフィール
ふたばいんふぉ
双葉郡未来会議
平山 “two” 勉 さん・加井 佑佳 さん
住所:福島県双葉郡富岡町大字小浜字中央295
ふたばタイムス1階
連絡先:0240-23-6612
Q1:いまなさっている活動をはじめることとなった「きっかけ」は、どのようなことでしたか。
双葉郡内を見てみたい。行ってみたい。という方々が
実際行くにしてもどこへ行けば良いのかわからない。
との声が多く聞こえてきて
双葉郡内8町村の現状を、一括して知ってもらうことができる施設の必要を感じたことがきっかけです。
また、来ていただいた方から、“双葉郡を応援したいので双葉郡のものを購入して帰りたい”との声もあり
双葉郡内の物産やグッズの販売も行える
総合インフォメーションセンターとしての「ふたばいんふぉ」設置に至りました。
「ふたばいんふぉ」に来ていただいて、地元の『いま現在』を知ってもらい
視察やスタディツアーで、東日本大震災や第一原子力発電所事故からの
現地の復興度合いをみてもらうことで、双葉郡全体についての理解をより深めていただきたいのです。
双葉郡8町村の公共機関、教育機関。警察・消防・東京電力から協力を得てのパネル展示。
双葉郡内立体地図や、イベントやお知らせなどの告知コーナー。
双葉郡8町村の物産やグッズなどの物販コーナー。
会議・イベント・コワーキングスペースとして利用いただける共有スペースなどがあります。
インフォメーション、ネットワーク、コミュニティを繋げる
単なるアーカイブ施設というだけでなく
自治体の枠を超えて、住民目線での捉え方、伝え方を住民自らが発信することで
よりダイレクトに双葉郡のリアリティをお届けできるよう開所した
総合インフォメーションセンター「ふたばいんふぉ」です。
平成30(2018)年11月5日には「cafe135」もオープンしました。
Q2:現在お住まいの市町村の、おすすめスポットをご紹介ください。
・特定廃棄物埋立情報館「リプルンふくしま」
・東京電力廃炉資料館
・中間貯蔵工事情報センター
富岡の現状を知ってもらうために、帰還困難区域との境界を視てもらいたいです。
被災したことが双葉郡の『売り』ではないし、『売り』にしてはいけないと思っているが
双葉郡においでになる方々が見たいのは、やはり東日本大震災や第一原子力発電所事故からの復興だと思うので
周囲で復旧が進み始めている地域と、自分が生まれ育った家でも許可がないと入れない区域との違いが
はっきりわかる場所なのです。
本来は桜と海が富岡の魅力です。富岡漁港は、令和元(2019)年7月26日に再開港しました。
令和2(2020)年3月には、JR常磐線の富岡-浪江間の運行も始まり、いよいよ全線が再開通されます。
KFB福島放送の2019CM大賞で、富岡町の魅力を伝えるCM「とみおか いってくる!」が大賞を受賞しました。
Q3:力を入れていること、これからチャレンジしたいことは、どのようなことですか。
震災当時からの映像や記録を集め情報発信し続けていくことに力を入れています。
2011年3月、もう二度と戻ってこれないだろうか。と思いながら震災直後に撮った動画。
あれから、浜通り合衆国の活動を経て、双葉郡未来会議1回目の開催で双葉郡8町村の写真を展示できた。
双葉郡8町村の公共機関、教育機関。警察・消防・東京電力などからパネルの協力や
イベント情報の提供、フライヤやパンフレットなどを都度送ってもらっていて
東京電力は展示パネルを随時更新してくれている。
ふたばいんふぉ、双葉郡未来会議で、アーカイブや発信情報を、双葉郡12町村の境界を超えて
双葉郡の住民自らが、住民目線で、継続・更新し続けることが大切だと思っています。
これからやって行きたいのは、双葉郡住民の声をweb上で閲覧できる「ボイスアーカイブ」や
現在、ふたばいんふぉ内で取り扱っている双葉12町村の物産やグッズの販売を
webショップで購入いただけるように広げていきたいと考えています。
Q4:楽しみにしていることは、どのようなことですか。
楽しみというよりも、この活動を通して“何かをできている”ことが喜びです。
震災直後は、何もできない無力感に押しつぶされそうになっていたが
現在は、このように様々な活動をすることで、多くの方に現状を知っていただけることが
やりがいと感じています。
ふたばいんふぉ
web:https://futabainfo.com/
facebook:https://www.facebook.com/futabainfo/
双葉郡未来会議
web:https://futabafuture.com/
facebook:https://www.facebook.com/futabafuturemeeting/
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◆ふたばいんふぉ
住所:福島県双葉郡富岡町大字小浜字中央295 ふたばタイムス1階
(地図はこちらから)
連絡先:0240-23-6612
開館時間:11:00~18:00
定休日:日曜祝日
◇cafe135(カフェひさご)
定休日:土日・祝日
連絡先:0240-23-5204
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